障子にメアリー商取引に関する疑義の記録

ガイド

証拠も証言も、保存は保証されません。スレッドを占有している人が開いて読むことが保存を延ばします。ここでは、なぜ消えるのか、なぜ延長できるのかを説明します。

これは何か

商取引に関する疑義を記録する場所です。匿名掲示板ではなく、記録は公式に残って将来参照され得るもので、撤回はできません。提出内容の判定と、同じ対象についての記録の統合は AI が行います。提出・占有・閲覧は Telegram 上のアプリで行い、ウォレットの署名で操作している人を確かめます。氏名などの確認はありません。記録の一覧は Web で誰でも見られます。

何を出せるか

出せるのは、新しい疑義(スレッド)、既存のスレッドへの証言(本文と、任意のファイル)、自分の証言への証拠(ファイルとその説明)の 3 つです。いずれも AI が判定します。判定や受付の上限などで受理されなかったときに伝わるのは理由コードだけで、画面と Telegram の通知に出ます。

新しい疑義は、対象(法人・団体の名称、または個人)、対象期間、本文を出すと、受理時に区分と一行の概要を機械が作ります。その公開内容を確認して承認するとスレッドが登録されます。内容の編集はできません。

証言と証拠は、受理されるとスレッドに記録され、Telegram に通知が届きます。ファイルは端末情報などのメタデータを取り除いて保存されます。受理された内容は撤回できません。自分の証言は一覧で見られ、暫定の評価(高・中・低)が付くことがあります。

何が公開されるか

一覧とスレッドのページに出るのは、対象(法人・団体の名称。個人は名称を出しません)、区分、対象期間、機械が作った概要、状態(未占有・占有中・統合済み)、証言と証拠の件数です。証言の本文と証拠の中身は暗号化して保存され、読めるのはそのスレッド(統合された記録は統合先)を占有している人で、復号はその人の端末上で行われます。判定と評価のときは AI が中身を読みます。提出した人の情報は、一覧とスレッドのページには出ません。受理・不受理の通知は、提出に使った Telegram のアカウントにだけ届きます。

占有とは何か

未占有のスレッドは、30 日から最長 5 年の期間を選んでウォレットで署名すると占有できます(統合の手続きに入っているものを除きます)。占有している間はそのスレッドの証言・証拠を読むことができ、他の人は占有できません。読んだものの本文は保存期間が延び、ファイルは積み立ての範囲で延びます(「保存期間」の節)。占有はチェーン上の取引なので、占有したウォレットと期限、鍵を取った項目とその日は、チェーン上に残ります。期限が来ると占有は終了し、スレッドは再び占有可能に戻ります。通知を登録しておくと、期限の 30 日前・7 日前・1 日前に届きます。

証言の追加は占有者でなくてもできます。他の記録に統合されたスレッドは占有できず、統合先のスレッドの占有に従います。

鍵と閲覧

証言・証拠には 1 件ごとに鍵がかかっています。占有者はアプリでウォレットの署名をして鍵を取得し、端末上で中身を開きます。鍵は占有者の端末だけが開ける形で届き、Telegram の bot は鍵を扱いません。再取得は一定時間内の回数に上限があり、占有期間の外では発行されません。

保存期間

なぜ消えるのか

保存を保証しない設計だからです。スレッド(統合された記録は、統合先のスレッド)を占有している人が開いて読んだものは、そこから1年先まで延びます(すでにそれより先の期限があるときは、そのままです)。ファイルの延長分の保管料は、そのスレッド(統合が完了した記録は統合先)の積み立てから引くため、積み立てが足りなければ足りる日数だけ延び、足りる日数が無ければ延びません。本文は、積み立てに関係なく延びます。誰にも読まれないまま期限が過ぎたものは、削除の対象になります。本文は、そのスレッドの占有が続く間と、その終了後およそ30日は残ります。

なぜ延長するのか

誰からも反応がなく、誰にも読まれない状態が続けば、期限が来たところで削除の対象になります。ファイルを添えて年数を長めに選んでおけば、その間は消えません。どれだけ残しておきたいかを、出す人が自分で決められるようにしています。年数ぶんの保管料は提出時にまとめて前払いします。本文が受理され、ファイルだけが受理されなかったときは、本文だけの提出として1年の期限になり、選んだ年数ぶんの保管料は戻りません。

対象ごとの保存期限

ファイル

提出したとき
選んだ年数(1〜5年・既定1年)
読まれたとき
そこから1年先まで延びる(積み立ての範囲で。先の期限があればそのまま)
読まれないまま期限が過ぎたら
削除の対象になる

本文

提出したとき
1年。受理されたファイルと一緒に提出したときは、そのファイルと同じ年数
読まれたとき
そこから1年先まで延びる(積み立てに関係なく。先の期限があればそのまま)
読まれないまま期限が過ぎたら
削除の対象になる。ただし、そのスレッドの占有が続く間と、その終了後およそ30日は残る(統合が完了した記録は、統合先の占有に従う)

統合

同じ対象についての記録が複数あると、AI が日ごとに判定し、続けて同じ結論が出たものを統合します。古いほうのスレッドが統合先になり、新しいほうは、その時点の占有が終わると統合済みになって、以後は占有できません。統合は取り消せません。統合が完了した記録の証言・証拠は統合先の占有者が読め、保存期間も統合先の占有に従います。統合が完了した記録には、一覧、スレッドの画面、自分の証言一覧に統合先が表示されます。統合が成立すると、期限通知を登録している占有者に通知が届きます。

お金の流れ

支払いは 3 つあります。新しい疑義を作るときの作成料、証言・証拠を出すときの提出料(ファイルには選んだ年数ぶんの保管料を含みます)、スレッドを占有するときの支払いです。いずれもウォレットから TON で支払います。

作成料と提出料は、期限内に必要額が届いていて内容が登録されなかったときに、判定にかかった分を除いてお返しします。期限を過ぎた入金と必要額に満たない入金は戻りません。本文が受理されてファイルだけが受理されなかったときの保管料も戻りません。保管料はそのスレッド(統合が完了した記録は統合先)の積み立てに入り、占有者が読んだ証言・証拠の保存を延ばすことと、評価にかかる費用に使われます。

占有の支払いは、まずそのスレッドの積み立てに一部が入り、残りが運営と、そのスレッド(統合された記録を含む)の証言の投稿者に分かれます。投稿者への分は、占有が終わったあとに AI の評価にもとづいて配られます。その占有の間に評価する証言がなかったときは、全額がそのスレッドの積み立てに入ります。

通知

通知は Telegram に届きます。届くのは、証言・証拠・新しい疑義の受理と不受理(不受理は理由コードのみ。新しい疑義の受理は、承認がその場で受け付けられたときにスレッドの番号とともに届き、登録が後からの再試行で済んだときは届きません)、受理のあとに添付ファイルを処理できず記録されなかったこと、作成料・提出料の終わり(返金を送ったこと、返金がないこと、期限を過ぎた入金や必要額に満たない入金をお返しできないこと。支払いの手続きをした Telegram のアカウントにだけ)、占有期限の 30 日前・7 日前・1 日前(スレッドの画面で登録した占有者にだけ)、統合の成立(期限通知を登録している占有者にだけ)です。鍵や証言の中身が通知に含まれることはありません。

受理されなかった理由

受理されなかったときに伝わるのは、理由コード 1 つだけです。コードの意味は次のとおりです。

証言・証拠では、はじめに機械が、受付件数の上限、大きさ、受付の停止、ウォレットの確認、同じ内容の重複を見ます。そのあと AI が、商取引の形があるか、除外する領域に当たるか、迷惑行為かの順に判定します。新しい疑義では、機械が上限(作成件数と下書きの生成回数)、大きさ、受付の停止、ウォレットの確認を見てから AI が判定し、作成件数の上限は承認のときにもう一度見ます。同じ内容の重複は見ません。順序は AI への指示であって、同じ内容に AI が付けるコードが毎回同じとは限りません。

NON_COMMERCIAL
商取引(売買・業務委託・投資など)の形、金銭や価値のやり取り、事業上の行為やその条件・履行のどれにも触れていない内容。私生活だけの話、人への攻撃だけ、感情だけの主張、商取引と関係のない法に触れる行為だけの話はここに入ります。証拠の説明文はこの判定を受けません。
PRIVATE_MATTER
中身が家族・恋愛・健康などの私生活にあるもの。相手が私生活を言い訳にしたといった、触れただけのものは当たりません。
CRIMINAL_ONLY
商取引との結びつきがない、法に触れる行為だけの話(証言では商取引の形の判定が先に当たるため、NON_COMMERCIAL になることがあります)。
INSIDER_INFO
公開されていない重要な情報を含むもの。
MARKET_MANIPULATION
売買をあおる内容や、相場を動かすことを勧める内容。
TRADE_SECRET
顧客名簿、社外秘の条件表、秘密保持の対象となる資料など。
PERSONAL_DATA
住所・電話番号・メールアドレス・口座、顔写真、身分証、本人を特定できる断片。新しい疑義では、対象の欄に名称以外のもの(個人の名前や文章など)を入れたときもここに入ります。
IMPERSONATION
内部の人を装う、持っていない権限を名乗るなど。
ANTICOMPETITIVE
談合や共謀にあたる内容。
OBSTRUCTION
証拠の処分や、証人・司法への圧力にあたる内容。
HARASSMENT
商取引の主張を伴わない、人への中傷や攻撃。強い言葉でも、商取引の主張があれば当たりません。
SPAM
大量のコピー、意味のない文字列など。証言・証拠では、同じ内容が一定時間内にすでに出されていたとき(出した人が誰かにかかわらず)も、AI の判定の前にここに入ります。
RATE_LIMIT
その日に受け付ける件数の上限(種類ごと。日付は UTC で区切ります)に達しているとき。機械が決めます。新しい疑義では、下書きの生成回数の上限に達したときと、承認のときに作成件数の上限に達しているときにも付きます。
SIZE_EXCEEDED
本文とファイルを合わせた大きさが上限を超えているとき。AI の判定の前に機械が決めます。
WALLET_UNVERIFIED
使っているウォレットがチェーン上でまだ確認できないとき(一度でも使ったことがあるか、わずかでも残高があれば確認できます)。AI の判定の前に機械が決めます。
COOLDOWN
判定で受理されなかった提出が同じ日に続いたため、しばらく受付を止めているとき(上限と停止による不受理は数えず、受理されると数え直します)。止める時間は、続くほど長くなります。AI の判定の前に機械が決めます。